【やめてください】
啓：レベル上げという作業はとても眠くなる。
風：やめれば？
博：俺なんていつも発狂しそうになるよ。
夏：やめなさいよ！

【天然vsノリで生きてる人】
風：同じことを何度も何度も繰り返すと精神的に参っちゃうよね。
博：同じことを何度も繰り返すのは痴呆の始まりなんだぜ！
風：博くんもそうなの？
博：ご冗談を！
風：違うの？
博：何を根拠に言っているのかね！？
風：え？

【ストマックエイク！】
理：兄貴が、俺は自分にだけは負けられないんだ！　って叫びながらトイレに駆け込みました。
夏：拾い食いでもしたんじゃないの？

【押し切られた】
弥：男には引けない戦いがあるんだよ！
理：えっと、弥生さんは、あの、女じゃ……。
弥：男には引けない戦いがあるんだよ！！
理：は、はいぃ！

【精神論？】
博：理香がな、門下生に相談をされていたぞ。
啓：兄貴より頼れるからだろう。
博：でも答えは「うん、勝つんだ！」だったぞ。

【でもそういうことを聞きたかったんじゃない】
理：学校で剣道の大会に出るから、助言をくださいって。
風：……ふぅん。
夏：まあ……突き詰めればそうだけど。
理：ま、間違ってないじゃないですか。

【納得するなよ】
啓：ドロップキックの練習をしている。
風：……何のために？
啓：大切な人を、守るため！
風：なるほど。
夏：……ふう。

【駄目な奴の典型】
啓：ちなみに押入れの戸を破壊した現状を何とかしたい。
理：まず大家さんに土下座ですね。
夏：素直に謝って修理代出せば良いんじゃない？
啓：それを避けたいんだ。

【たまの本気の切なさ】
理：兄貴が真面目に門下生の相手をしていました。
啓：たまにはやるだろ、そりゃ。
理：綺麗なお姉さんが見学に来てました。

【やる気は出てる感はある】
啓：理香は男ってものを判っていないな。
理：気持ちは判らなくもないですよ。あれですね？
　目の前にニンジンをぶら下げられた馬！
啓：……なんか違わないか？

【宝の持ち腐れ】
理：やられました……。
啓：ど、どうした？
理：お父さんが、すごく嬉しそうにエレキギターを買ってきました……。
啓：いいじゃん、ギターくらい。カッコいいし。
理：楽譜読めないんですよ、お父さん……。

【再犯だ】
風：形から入る人なんだね。
元：それでもやる気があれば楽譜も読めるようになると思うよ。
理：三日坊主なんです。
風：……でも高いお金を出して買ったんだし……。
理：前にトランペットで同じことしたんです。

【納得早いなあ】
啓：元樹は性格に欠陥があると思う！
元：よりにもよって君が言うか。
啓：だって、オレにはいつも酷い態度だ！
元：嫌いだから。
啓：そうか……なるほど。

【絶縁】
風：でも嫌いな相手に対して、態度を露骨に出すのは良くないよ。
夏：だからって表面上うまーく付き合って裏でボロクソに言うのは嫌じゃない？
風：そんなことしたら元樹ときょうだいやめる。
元：しないよ！？　そんなこと絶対にしないよ！？

【安いので】
啓：ヴァイオリンカッコいい。
風：高いよ。
啓：……どのくらい？
風：安いので百万。
啓：え。

【身の程をわきまえろ】
風：それに音が出るかも判らないし。
元：初めてで音を出せるだけで才能ありって楽器だし。
夏：で？　樋口くんは何の楽器を弾いてみたいんだっけ？
啓：すいません……。

【それはそれは傷つきます】
啓：推理小説を読む上で――
風：啓輔って絵のない本、読めるんだ。
啓：感心しないでくれますか……？

【所詮こんなもん】
啓：んで、推理小説を読む上で大事なことは――
風：一人称の場合、嘘をついているまたは見落としの可能性があるので、全面的に信用しないことです。
夏：それは推理小説に限らないじゃない。
啓：そ、そこまで考えて読むの……？
風：うん。
夏：やっぱたかが知れてたわね。

【早かった】
啓：気合が入る合言葉を考えよう！
夏：25日は給料日。
啓：うおおおおおおおおおおお！！

【いつからボケキャラに】
博：それは働いている奴にしか効かん。
理：月末はお小遣い日です。
博：お前、一緒にするなよ。
理：とりあいずいっとかないと。

【まだダメ人間】
啓：回し蹴りの練習をしてまた押入れに穴を開けてしまったんだが。
夏：大家さんに謝りなさいよ。
理：その前に、ドロップキックで空けた穴の件は？
啓：まだ言ってないから、いいかなって。

【すごく怒られます】
理：なんで狭い部屋の中でやるんですか！
啓：その台詞、大家さんの前で言ってみろ！
理：判りました！　では啓くんが狭い部屋で暴れてものを壊してるって言ってきます！
啓：やめてください！！

【むしろ室内で】
啓：部屋を壊さないように外で鍛錬することにした。
風：最初からそうすればよかったのに。
啓：まずは腕立て伏せから！
風：……それは室内でも。

【間違った方向に導く】
博：基本は大切だ。
風：それはそうだろうけど。
博：よって俺は竹刀の素振りを勧める！
啓：了解だ！
博：では啓輔の部屋へ！
啓：了解だ！
風：待ってください！

【いいのかそれで】
博：たまには剣以外の修業もしよう。
啓：おまえんち何教えてるんだよ……。
博：よし、啓輔！　ポーカーで勝負だ！
啓：おうともよ！

【なんなんでしょう】
理：うちは総合武術です。
風：本当？
理：表向きは剣道です。
夏：本当にあんたんちなんなのよ？

【そこまで言われると思わなかった】
啓：季節問わず水分補給は大事なのだ！
夏：悪いものを出すにはやっぱり水分取らないとね。
風：でも水中毒ってあるんだよ。
夏：風花はそれほど飲めないからぜんぜんまったく心配しなくていい。
風：え、いや、……うん。

【開き直り以上】
博：稽古の後のスポドリほどうまいものはないぜ！
理：残念ながら、同意です……。
啓：すっげぇ暗いぞ……。
博：兄としてなせる素晴らしき技！
啓：お前ちょっと落ち込めよ！

【寒すぎて笑いが出た】
啓：夏に熱いものを食べるのは悪いことじゃないと聞いたので、冬にアイスを食べてみた。
夏：知ってたけど、あんた馬鹿でしょう……。
啓：とんでもない目にあったぞ。

【無意識で作って食ってた】
啓：朝起きたらシンクにラーメンどんぶりがあった。
風：洗い忘れ？
啓：コンロには鍋があった。
風：お腹空いてた？
啓：そこそこ満たされていた。

【やってる】
啓：オレ、アパートの階段を「空が、そこに在ればいい！」と無意識に叫びながら登っていた……。
風：危ない人です……。
啓：なあ、学校でもやってないか……？
風：え……ああ……。
啓：目をそらさないでくれよ！

【聞いているのはそういうことじゃない】
麻：……弟が驚くと思って弟のベッドで寝てやった。
啓：どうだった？
麻：……よく眠れました。

【母歓喜】
麻：……むしゃくしゃしてたので勝手にお好み焼きを作ってやった。
夏：ただの食事じゃない……。
麻：……晩御飯になった。

【良かったね】
啓：オレなんてむしゃくしゃしたから麻生家に殴りこみに行ったんだぞ。
風：返り討ち？
啓：おばさんに話を聞いてもらった挙句に晩御飯までご馳走になったわ！

【すごいびっくりした】
博：むしゃくしゃしたので理香に戦いを挑んで、母上殿にめっさ怒られたぞ！
理：人の部屋に武装してきたらそりゃそうですよ！　しかも問答無用で襲い掛かってきたし！
博：先手必勝だ！
理：馬鹿なんですか！？

【酷い光景だ】
啓：怒られただけですんだのか？
理：まさか。
博：吊るされたぞ！
啓：え。
博：門下生が見守る、道場に！

【綺麗にまとまった】
啓：青いチューリップの花言葉って知ってるか？
風：それは遺伝子上――
啓：不可能。

【花言葉は知らないほうがいい】
夏：チューリップといえばさ。麻美に白いチューリップをもらったの。
風：嫌味じゃない？
夏：え、何で？
風：知らない。

【何故納得される】
啓：なあ風花、花言葉を調べたら媒体ごとにちょっと違うんだが。
風：ほら、人間だって家族に見せる顔と社会に見せる顔って違うでしょ？　そういうこと。
夏：え？
啓：なるほど……。
夏：なんで！？

【何故そこにいく】
風：花言葉のほかに、宝石言葉というのもあるんだよ。
夏：へえ。
啓：じゃあ……例えば炭素はどうだ？
風：それは元素だね……。

【結果的に】
啓：理香に勝つために野良犬を手懐けようとしたら大家さんに怒られました。
風：ちょっと考えれば判るよね。
啓：罰として大家さんのお犬様の朝の散歩を義務にされました。
風：とりあえず……犬は確保できたね。

【死活問題だった】
風：なんで理香ちゃんに勝とうと思ったの？
啓：食卓のために！
風：わたしからも言っておくね……。

【夢で】
啓：それはそれは恐ろしい体験をしたんだよ、夢で。
風：良かったね、夢で。
啓：ああ、良かったよ、夢で。

【怖い夢対策】
風：怖い夢を見ている最中は夢だと判ったら無理やり起きます。
夏：眠れなくなるけどねー。
理：寝汗びっしょりですしねー。
啓：みんな器用ですね……。

【飲みまくった】
風：由々しき事態なのです！
啓：ど、どうした！　オレに出来ることがあったら言ってくれ！！
風：鎮痛剤が、なくなりました！
啓：それは紛失物という意味で？
風：いえ、使用したという意味です。

【悲しくなりますよ】
啓：お医者様にご相談の上、処方してもらってください。
風：すごいね、啓輔！　難しいことをすらすら言ってるよ！
啓：おめーすっげえいい笑顔で人を馬鹿にすんなや！！

【案の定話がつながってなかった】
啓：一人暮らしの敵は病気なのでいつも戦っている！
風：……何と？
啓：悪と！

【話が戻っていた】
啓：そのために日々鍛錬している！
風：具体的に？
啓：栄養のバランスを考えた食事、それを食べる際には良く噛んでいる！
風：…………。

【それを見た瞬間、季節を確認した】
夏：昨日、CD買いに駅前の店に行ったの。
風：暑いのにご苦労様です。
夏：店内に真冬みたいな格好した人がいたの。
風：夏だよ？
夏：夏だよね？

【異端代表が何をおっしゃる】
博：世界にはいろんな人がいる、差別してはいけない。
麻：……自分を正当化する台詞ね。
啓：…………。

【明確な答えは出せません】
啓：髪はさすがに自分では切れない。
理：うちにバリカンありますよ。
啓：よ、よし……！
理：動いているところは見たことないですが。
啓：だ、大丈夫なの？
理：動いているところは見たことはないです。

【笑って誤魔化すな】
麻：……そんなあなたにこの刃物をプレゼント。
啓：包丁！？
麻：……剃刀と間違った。
啓：どうやって！？　大きさぜんぜん違うよ！？
麻：……ふふふふ。

【何回やった】
博：人が正気を失う瞬間というのは、大切なものを失った瞬間だ。
啓：セーブデータが消えた瞬間か……。
博：ああ……俺、よく今まで生きてきたよ……。

【二部開始で十六歳】
博：長く生きるということは、たくさん失うということなんだよ……。
啓：お前オレと同い年だろう。

【いい話】
啓：昨日、会心の肉じゃがが出来たのでいつもお世話になっている大家さんにおすそ分けに行ったのだ。
風：啓輔ってそういうの忘れないよね。
啓：うむ、そこでバーベキューのお誘いを受けたんだ。
風：いいことは続くんだねー。

【意外と可愛がられるタイプ】
夏：…………。
啓：なした？
夏：あんた、何気に友達多いよね。
啓：そうか？

【そっけなく】
啓：歌って踊れる主人公を目指します。
夏：止めない。
風：作品を選んだほうがいいと思う。
啓：……お前ら冷たいな。

【一応主役です】
麻：……ならば啓輔がこの作品を去った今、私が主役をやるしかないわね。
博：だな。あさみんしかありえん。
啓：え？　いやちょっと待ってください。
麻：……タイトルも変えなくちゃ。もっと判りやすいのを――
博：ふむ、今度の会議に出そうか。
啓：待ってください！　オレ、ちゃんと主役です！

【必死です】
博：落ち着け、ならば俺が主役を張ろう！
啓：やめろ！　ここはアダルト可の場所ではないんだ！
博：大人の恋愛……いい響きだ……。
啓：同意だが、主役はオレだ！

【必死だから】
風：じゃあわたしがやるよー。
啓：いやいやいやいやいやいやいやいやっ！
風：啓輔の出番はたくさんだよー。
啓：それ決めるの主役じゃないし、作者だし！
風：焦ると冷静になるんだねー。